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お知らせ

2024.03.08

    環境省事業:地域循環共生圏の令和5年度の年次報告会にて、カルティブ小坪が登壇しました。

    2024年3月7,8日に開催された環境省事業である地域循環共生圏事業の年度末の報告会にて、カルティブ小坪が登壇させていただきました。
    イベント名:環境省 環境で地域を元気にする 地域循環共生圏づくりプラットフォーム構築事業 令和5 年度 成果共有会

    ◆ イベントへの参加。登壇団体:20団体

    活動団体 ブロック 活動地域
    株式会社地域価値協創システム 北海道 北海道美幌町と周辺自治体
    一般社団法人ゴジョる 東北 岩手県釜石市
    株式会社アースカラー 東北 岩手県北部・沿岸エリア
    西川町地域資源活用 イノベーション推進協議会 東北 山形県西川町
    株式会社フットボールクラブ 水戸ホーリーホック 関東 ホームタウン 茨城県央・県北 15 市町村
    千葉県木更津市 関東 木更津市全域
    NIIGATA MUSIC LABORATORY 関東 新潟市
    合同会社 ローカル SD クリエーション 中部 福井県 丹南地域
    荒山林業/on the Lake 中部 大町市を核とした北アルプス地域の顔が見える経済圏
    エネシフ湖北 近畿 滋賀県湖北地域
    岡山県瀬戸内市 中国 岡山県瀬戸内市
    株式会社 YMFG ZONE プラニング 中国 山口県周防大島町
    一般社団法人全国 わくわく課協会 四国 香川県東かがわ市
    NPO 法人 大月地域資源活用協議会 四国 高知県大月町
    八女が好き8C(やし)! やめスマ研究所 九州 福岡県八女市
    福岡県みやま市 九州 福岡県みやま市
    熊本県玉名市 九州 玉名市天水町
    株式会社 山都竹琉 九州 熊本県山都町
    コラコラ(Coral Collabo) 沖縄奄美 沖縄県 八重山諸島
    阿嘉区 沖縄奄美 沖縄県島尻郡座間味村(阿嘉島)

    ◆ 地域循環共生圏事業とは?

    環境省の提唱する地域課題解決事業の一つです。詳細は下記をご覧ください。

    https://www.env.go.jp/press/press_01015.html

    ◆ 執筆者から見た地域循環共生圏事業

    報告会を通じて得られた筆者視点での共生圏の概念をご紹介いたします。

    20団体の共通点として、
    各団体にはとても熱量が高く活動的でチャレンジングな方が必ず1人おられます。
    環境省と地域の中間支援組織が共同で運営する環境パートナーシップオフィス(EPO)の伴走を得ながら
    その方の熱量をその地域内に伝播させる形で、地域課題解決のためのコミュニティを形成しているようです。
    各団体はステークホルダーとの対話の場を、地域によって年間数回から20回程度開催されているようです。

    各地域内での活発なface to faceのコミュニケーションを通じて、
    難しい合意形成や仲間づくりを実践されており、
    各地域の中に、信頼と熱量の高いネットワーキング、つながりが形成されています。

    そのつながりの中で何を行っているかという点に関しては、
    地域課題と環境課題の同時解決に繋げていくという共通点がありました。
    農業、林業、高校教育、海の保全、音楽を通じた街づくりなど、様々な事例が紹介されていました。

    ◆ 所感

    小坪の登壇の中でもお話させていただきましたが、
    企業版ふるさと納税の企業の寄付意向のメリットとしては、
    「地域との繋がり作り」や「実証事業等の共同実施」という点が、アンケート結果の上位にランクインしています。

    企業版ふるさと納税の活用には「財源獲得」の意味合いもありますが、
    あくまでも企業と地域が接点を持つための「きっかけ」としての意味が強く、「つながり作り」の意味では非常に有効な一手になると日々感じています。

    全国から集まった熱量の高い方の思いのこもった熱いチャレンジとそこから生まれた成功と失敗、今後の課題などは、知識として勉強になるだけでなく、その熱量にとても勇気をいただきました。
    まさに熱量は伝播するというのを感じさせていただきました。

    冒頭あいさつや、色々な方の登壇の中でも何度か触れられていましたが、
    「地域課題解決は楽しくあるべきであり、 一緒に居てワクワクするメンバーで進める必要がある」と感じます。
    経済や大量消費活動によりすぎないように、自然や地球との共生を前提にして、地域課題解決を顔の見える距離感の方で集まって、実際に楽しそうにやっている様子がとても印象的でした。

    今後については、各地の地域循環共生圏事業の主体者同士の「地域間連携」が進むと良いなと思いました。
    また、今回の登壇団体の皆様は、外の企業との連携にとても好意的で、連携の座組みを整えるスキルセットをお持ちの方々がいらっしゃるので、こういった取組でこそ、企業版ふるさと納税がツールとして活用され、都会の企業と地域の連携が築かれていくと嬉しいなと感じました。

    今回のイベントは、リアル開催ということで運営は非常に大変だったのではないかと思います。
    ありがとうございました。

    リアル開催の価値は非常に高く、会全体を通じた心理的安全性確保のための仕掛けがあったので、
    「非常に濃い情報交換」「ネットワーキング」につながり、しっかりと「熱量の伝播」が起きたのではないかと思いした。

    ◆ 会場の様子

    自治体および企業の皆様へ

    下記のお問い合せボタンから問い合わせください。
    担当者より連絡しご説明いたします。

    小坪拓也riverサービスファウンダー