この度、riverでのマッチングにて、広島建設株式会社様より鳥取県日南町様へご寄附いただきました。
日南町が実施するプロジェクト「SDGsによる持続可能な共生・協働の森整備事業」に対し、2023年3月に3,000,000円の寄附をいただきました。
2022年3月には1,000,000円の寄附をいただいており、2年連続の実施となります。
2023年7月5日(水)日南町役場にて「感謝状贈呈式」が開催され、日南町 中村英明町長より感謝状が贈呈されました。
贈呈式後には、注文住宅事業にも取り組んでいる広島建設株式会社様との意見交換も行われ、
今後の継続したパートナーシップ構築のきっかけの場にもなりました。
寄附内容
寄附時期 | 2023年3月 |
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寄附をおこなった企業 | 広島建設株式会社(千葉県) |
寄附を受けた地方公共団体 | 鳥取県日南町 |
寄附事業 | SDGsによる持続可能な共生・協働の森整備事業 |
寄附金額 | 300万円 |
SDGsによる持続可能な共生・協働の森整備事業
第一次産業を元気にする ~SDGsにちなんチャレンジ2030~
鳥取県南西部、中国山地のほぼ中央に位置する日南町は、町域の約9割を山林が占めています。古くは「たたら製鉄」で栄え、その後は林業の町へと転換し、年間素材生産量は鳥取県の1/3を占めています。
しかし近年は都市部への人口流出が止まらず、少子高齢化が進んでいます。高齢化率が50%を超えていることから「日本の30年後の姿」として、さまざまな学術機関のモデル地域になっています。
こうした状況のなか、日南町では「創造的過疎のまち」というコンセプトのもと、持続可能なまちづくりに向けた挑戦を続けています。
一例を挙げると、全国初となるCO2排出ゼロを目指す道の駅「にちなん日野川の郷」の設置や、人口減少幅を緩やかにする「コンパクト・ヴィレッジ構想」などです。
こうしたSDGsの理念を町の総合計画や総合戦略に盛り込み、全庁を挙げて取り組んでいます。SDGs達成に向けた取組みや今後の推進計画が評価され、2019年度には内閣府より「SDGs未来都市」に選定されました。
今後も豊かな森林資源を活用し、日南町が抱える課題の解決と、SDGs達成を目指す「持続可能なまちづくり」に取り組まれます。
広島建設株式会社(代表取締役 島田 秀貴)について
事業内容
- ・注文住宅の企画・設計・施工・販売
- ・分譲住宅・事業用不動産の企画・開発・売買・仲介
- ・RC造・鉄骨造による公共施設、共同住宅などの中高層建築の設計・施工・販売
- ・増改築リフォームの設計・施工・販売
- ・中古不動産仲介及びリノベーション、買取再販事業 等売
<寄附経緯>
広島建設株式会社様は千葉県・東京都・埼玉県・茨城県の一部エリアを商圏に、注文住宅・不動産・大型施設等を展開する建設会社です。
日南町にある株式会社オロチ様より構造用LVL(単板積層材)や造作用LVLを、過去10年以上に亘り採用されており、これらの木材は、年間700棟ほどの木造建築実績を有する主軸の注文住宅事業の発展に大きく寄与しています。
SDGsの一環として日本の森林事業への取り組みを模索されていた中、広島建設株式会社様の事業を支える株式会社オロチ様から、木造建築に使用する原木の主な産地である日南町様とriverを通じて森林事業へ貢献できる「SDGsによる持続可能な共生・協働の森整備事業」の取り組みを紹介され、日南町への企業版ふるさと納税によるご寄附をいただききました。
木造建築を担う企業様として、日南町様の取り組みを通じ日本の森林事業や木材産業の発展、さらにその事業を担う人財の育成においても貢献していきたいとの強い思いをお持ちでございます。
<実施報告 寄附を通じてスギの苗木を植林>
日南町様は、広島建設株式会社様からのご寄附を通じてスギの木の苗木の植林を実施されました。
2022年3月は日南町湯河「稲積山」への植林8,900本のうち2,300本分(寄附額1,000,000円分)、
2023年3月には日南町下石見「大倉山」への植林8,000本のうち6,992本分(寄附額3,000,000円分)について広島建設株式会社様からの寄附を充当しています。
小坪拓也riverサービスファウンダー