リビングラボ等、地域主体の社会課題解決に対する支援
横浜版地域循環型経済※の実現を目指すリビングラボ等の取組は、地域の住民や企業が主体となって社会課題を解決し、市民の誰もが生き生きと学び、働き、活躍できる経済循環を生み出していく取組です。
※横浜版地域循環型経済:「横浜版地域循環型経済」は、資源・製品のリサイクルを中心に展開するいわゆる一般的な循環型経済に加えて、そこに関わる「ひと」に着目していることが特徴の取組です。高齢、その他の事情で生活上の困難を抱える方であっても安心して働き、暮らせる、「誰一人として取り残さない持続可能な社会」を目指す経済活動を示す考え方としています。
主な支援内容
横浜版地域循環型経済を推進するための基盤づくりの強化:
活動する団体等のさらなるネットワーク化やプロジェクト化に向けた支援を行います。これにより、地域経済が循環し持続可能な「横浜版地域循環型経済圏」が形成されることを目指します。
横浜版地域循環型経済をPRするための取組:
横浜版地域循環型経済の考え方や各取組をプロモーション動画等で効果的に伝えることにより、企業や市民の皆様に共感を得てもらい新たな財源確保や活動への参画者が増えることを狙います。
取組の魅力
地域の住民や企業が主体となった課題解決:
住民や企業が主体となって誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて、地域に根差した新しい仕組みやサービスが生み出されます。これにより、地域に根差した持続可能で「誰一人として取り残さない持続可能な社会」が実現されます。
社会的・経済的価値の創出:
横浜版地域循環型経済の実現を目指すリビングラボ等の取組は、多様な主体が参画・対話することにより、ビジネスの視点を取り入れながら地域課題の解決を目指すため、新たな社会的・経済的価値を生み出すことが期待されます。
SDGs達成への貢献:
横浜版地域循環型経済の取組を推進することにより、SDGsの17の目標がバランスよく達成されます。
事例紹介
横浜オリーブプロジェクト:
休耕地や耕作放棄地の有効活用として、公園緑地や街路樹などの剪定枝等を原料とするたい肥によって土壌を改良し、オリーブ栽培を進めています。これにより、地産地消、地域活性化、地域の障害者や高齢者の方々の社会参画に繋がる取組です。また、近隣小学校と連携する等、地域循環の仕組みを構築しています。
瀬谷フラワーループプロジェクト:
2027年に横浜市瀬谷区で開催されるGREEN×EXPO 2027の開催地域として、養蜂と園芸を通じた地域循環のまちづくりを進めるプロジェクトです。地域の福祉施設、小学校、高校、商店街等なども参画し、ひとの繋がりも生み出しています。
これらの取り組みは、地域住民、企業、NPO、行政が一体となり、地域課題を解決しながら持続可能な社会を実現するモデルとして非常に魅力的です。リビングラボは、地域に根ざしたイノベーションを創出する場として、これからの地域社会において重要な役割を果たしていくでしょう。
寄付ご検討のみなさまへ
横浜版地域循環型経済の実現を目指すリビングラボ等の取組にご協力いただくことで、地域の住民や企業が主体となって社会課題を解決し、市民の誰もが生き生きと学び、働き、活躍できる経済循環を生み出していくことができるようになります。
寄付をご検討していただき、寄付を行っていただいた先には実際のリビングラボの取組を見ていただき、ぜひご一緒に盛り上げる仲間となってくださることを願っています。
プロジェクトお問合せ先
river南関東支社 坂下
sakashita@cpriver.jp