プロジェクトの概要
神奈川県は、誰もがその人らしく暮らすことのできる「ともに生きる社会」の実現を目指しています。 その理念を広めるための取り組みの一つが、障がいのある方の創作活動から発表、さらには作品の販売・活用までを一体的に支援する「ともいきアートサポート事業」です。
この事業の中核をなすのが、障がい者アートの展覧会「かながわ ともいきアート展」。 昨年度開催した第1回展では、絵画、書、立体作品など1,351点もの多様な作品が集まり、2,752人の方にご来場いただくなど、大きな反響を呼びました。
このアート展は、障がいのある方々が持つ豊かな才能や情熱を社会に発信する貴重な機会であると同時に、多くの県民がアートを通じて障がいへの理解を深め、共感の輪を広げる場となっています。
本プロジェクトでは、皆様からのご寄付をいただき、2025年度に開催する第2回「かながわ ともいきアート展」をさらに充実させ、この感動と共生の輪をより一層大きく広げていくことを目指します。
寄付募集にあたって
一度きりの祭典で終わらせない。アートの力で、共生社会の文化を神奈川に根付かせるために。
第1回アート展の成功は、障がいのあるアーティストたちに大きな自信と希望を与えました。同時に、「作品に感動した」「こんな才能が県内にあふれているとは知らなかった」といった多くの声をいただき、アートが持つ、人と人とを繋ぐ力の大きさを改めて実感しました。
しかし、障がいのある方々がその才能を開花させ、継続的に活動し、社会と関わりを持っていくためには、発表の場が一度きりで終わるのではなく、継続して設けられることが不可欠です。また、創作活動の支援や、作品の価値が正しく評価され、彼らの経済的自立にも繋がるような仕組みづくりも重要となります。
このムーブメントを神奈川の文化として定着させ、誰もが輝ける社会を実現するため、第2回アート展の開催と「ともいきアートサポート事業」の継続・発展に向け、皆様からのご支援を賜りたく、本プロジェクトを立ち上げました。
いただいたご寄付は、主に以下の目的のために大切に活用させていただきます。
・第2回「かながわ ともいきアート展」の開催費用
・県内全域からの作品公募、審査、表彰にかかる費用
・多くの方に作品の魅力を伝えるための会場設営、展示費用
・受賞作品図録の制作費用 など
・障がい者アートの魅力を広く伝えるための広報費用
・ポスター、チラシの作成やウェブサイトでの情報発信
・「ともいきアートサポート事業」の推進費用
・アーティストのスキルアップや権利保護に関するセミナーの開催費用
・作品の商品化や企業とのマッチングを支援する活動費用
皆様のご支援が、障がいのあるアーティストの未来を照らし、神奈川県が目指す「ともいき社会」を実現するための大きな力となります。