プロジェクト概要
福島県浪江町は、東日本大震災で地震と津波による甚大な被害をうけ、さらに東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により、全町民が6年間にわたる避難生活を余儀なくされました。
平成29年3月以降、放射線量の低い土地の避難指示が解除されておりますが、いまだ町の約8割は帰還困難区域であります。避難指示解除以降、町内居住人口は2,100人を超えたところであり、まだまだ復興は道半ばの状態です。浪江町が復興を進める中で掲げる「復興の理念」や「復興の基本方針」の多くの側面に関連してくるのが「エネルギー先進地としての復興まちづくり」です。
浪江町では2035年までにカーボンニュートラルを達成するという野心的な目標を掲げ「浪江町地球温暖化対策総合計画 浪江町地球温暖化対策総合計画2035」を策定しました。目標達成に向けた重要な施策が「再生可能エネルギーの導入促進」と「なみえ水素タウン構想」です。
「再生可能エネルギーの導入促進」については、海と山と川に囲まれた浪江町は、太陽光はもちろん、風力や水力など再生可能エネルギーポテンシャルは1,000MWを超えており、これら再生可能エネルギーを段階的に導入し、クリーンエネルギーの地産地消でエネルギー自給率100%を達成します。
「なみえ水素タウン構想」については、浪江町では、水素社会実現に先駆けて、水素利用に向けた課題を一つ一つ解決し、水素が町民の暮らしに当たり前に使われ、あらゆる分野が水素でつながる町を目指しております。浪江町をフィールドとして、水素ローカルサプライチェーンを構築していくべく、上流から下流まで様々な実証や水素利用を展開しており、水素が当たり前に使われる時代の到来を待つのではなく、水素が当たり前に使われる時代を自ら切り開いていきます。
ゼロカーボンシティや水素タウンなみえを実現し、持続可能な町にすべく、2030年頃までのプロジェクトとして「駅周辺整備事業」、「RE100産業団地整備事業」、「浪江地域エネルギー会社設立」を進めております。いずれの事業においても最重要ポイントは、「再生可能エネルギーと水素エネルギー」です。
未曾有の災害から立ち上がる浪江町は、未来の子ども達の笑顔のために、再生可能エネルギーと水素エネルギーでカーボンニュートラルの早期実現を目指します。
プロジェクト資料
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/7d2a8a5d380f463388d1c8d4512bef57.png)
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/40dcbe9d88c96297b642179a653642d8.jpg)
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/60275ab58ebd7cd921d15fb49998721b.jpg)
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/9d831d187199270f191b3999ca596311.jpg)
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/c64c5ece666a6407486987541305a212.jpg)
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/a402c696bf493a873c765923653c07e6.jpg)
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/d3f3f00cf1a7f0b7549c20d4afc63a1b.jpg)
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/1d3b263ce6c9c26d37652d4436a0f96a.jpg)
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/1d88ceb91c7659c8f850f9acae163da9.jpg)
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/c9552d0133d0f4a2a4f77168fb145539.jpg)
![](https://cpriver.jp/wp-content/uploads/2024/02/e3d26dbc97f4538e6bb4872c4801cebd.jpg)
プロジェクトお問合せ先
企画財政課 企画調整係 板橋
0240-34-0240