沖縄県八重山郡与那国町は、北緯24度27分、東経123度00分に位置し、沖縄本島から南西へ509㎞、石垣島から127㎞の距離にあります。一方で、隣接する台湾までは約111kmと、沖縄本島よりも近い距離にあり、黒潮本流の中に鎮座する「日本最西端の国境の島」です。
当町は、年間平均気温24.7度を誇る暖かな亜熱帯気候に恵まれております。周囲を海に囲まれているため年間を通じて強い風が吹き、気温や湿度が高い時期であっても体感的には過ごしやすい自然環境が形成されています。東西12km、南北4km、総面積28.96km²の東西に細長い島であり、その海岸線(27.49km)の大半は峻険な断崖絶壁に囲まれています。島の中央部には宇良部岳や久部良岳がそびえ、起伏が激しくダイナミックな独特の地形地質資源を有している点が大きな特徴です。特に、海中には沖縄の他の島々では見られない、堆積岩を主体とする大規模な「海底地形」が存在します。この神秘的な海底景観は、国内のみならず海外のダイバーや観光客を魅了し、海中観光船を用いたツアーなどを通じて、当町の重要な観光資源となっています。
また、島内には独自の生態系と豊かな文化が息づいています。古くから農耕や乗用として島民の生活を支えてきた日本在来馬「与那国馬」(体高110〜120cm)の飼育をはじめ、世界最大の蛾であり、学術的価値から島全域が保護地区に指定されている「ヨナグニサン(アヤミハビル)」など、ここにしかない貴重な自然財産が守られています。さらに、県内随一の漁獲高を誇る「カジキ」漁などの水産業、島民の生活民具として古くから活用されてきたヤシ科の「クバ(ビロウ)」、春の訪れを告げる純白の「テッポウユリ」など、豊かな自然資源が今なお色濃く残されています。
しかしながら、こうした絶海の孤島であるゆえの「地理的隔離性」は、人口減少や離島ならではの医療・防災・産業の担い手不足といった深刻な地域課題の要因ともなっています。当町では、これらのかけがえのない自然景観や生態系、歴史文化を次世代へと継承し、持続可能な力強い地域社会を構築するため、「まち・ひと・しごと創生推進事業」を展開しております。企業の皆様におかれましては、地方創生への貢献やSDGs(持続可能な開発目標)の達成、ESG投資の取り組みの一環として、日本最西端の島・与那国町の未来を切り拓くパートナーシップ(企業版ふるさと納税)にご賛同・ご参画いただけますよう、心よりお願い申し上げます。